TV メーカーと 3D 技術会社が 3D アクティブメガネ標準化で合意

Webテクノロジー 2011年8月9日 15:40 japan.internet.com 編集部
http://japan.internet.com/webtech/20110809/7.html

2011年8月9日、パナソニックサムスン電子ソニー、X6D Limited(XPAND 3D)
の4社は、「フル HD 3D グラス・イニシアチブ」として、民生用アクティブシャッ
ター方式の 3D メガネに関する技術標準化で合意した、と発表した。
3D アクティブメガネは、フル HD 画質で 3D を実現するもの。テレビ、PC、プロ
ジェクタ、XPAND アクティブメガネ方式の3D 劇場などの 3D ディスプレイと 3D
アクティブメガネとの間の通信方式には、Bluetooth をベースにした無線(RF)シ
ステムを利用するものと、赤外線(IR)システムを利用するものがあり、今回の合
意は両方式に関連するもの。

4社は、RF システムを利用した 3D アクティブメガネ技術のライセンス開始に向け
て、その開発に取り組む。
また、IR システムを利用した 3D アクティブメガネ技術では、パナソニック
XPAND 3D が共同開発したプロトコル、とサムスンおよびソニー各々が開発したプ
ロトコルをライセンス提供する予定。

ライセンス開始は9月が目処の予定で、IR または RF の新プロトコルを採用したユ
ニバーサルグラスは、2011年には既存のアクティブメガネ方式の 3D テレビとの互
換性を持つ予定で、2012年には市場に導入される予定。