文部科学省 新・元素戦略プロジェクト 触媒・電池材料含む

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E2E6E2E2858DE2E6E2EBE0E2E3E386989FE2E2E2?n_cid=TW001

文部科学省HP
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/015-5/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2011/08/10/1309269_7.pdf
スライドP.3

新・元素戦略プロジェクト(仮称)
〜 「元素戦略」の基幹事業として、強固な推進体制による新たな事業展開〜
平成24年度概算要求額:未定  
 ←10年間にわたり総額で数十億円を助成(9/5日経情報)
( 新規)

 ←研究成果は10年を待たずに経済産業省へ順次受け渡し、
実用研究を始める。(9/5日経情報)

【背景】
レアメタルレアアース等の希少元素の供給を輸入に頼る我が国は、
世界的な需要の急増や資源国の輸出管理政策により、
深刻な供給不足に直面しており、昨年以降、資源国による輸出枠の大幅削減や輸出
数量管理の強化により、輸出価格が高騰
東日本大震災を契機に、産業基盤の中核である部品・素材分野において、レアア
ース等の調達制約に起因して、生産拠点を
日本から海外に移転する危険性が高まっており、産業の空洞化が加速する恐れ
【概要】
・「元素戦略(物質・材料の特性・機能を決める元素の役割を解明し利用する観点
から材料研究のパラダイムを変革し、新しい材料
の創製につなげる研究)」を強力に推進するため、卓越したリーダーが主導する拠
点を形成し、集中的、継続的な取組を実施
・我が国の産業競争力に直結する?磁石材料?触媒・電池材料?構造材料?電子材
料の4つの材料領域において、希少元素の
機能・挙動解明に基づいた代替材料を創出するため、「プロジェクトリーダー」が
、?電子論、?材料創製、?機能評価の3つの
グループを率い、機能の理論的解明から、新物質の作製、特性の評価までを密接な
連携・協働の下、一体的に推進
・各学会及び産業界の有識者からなる「元素戦略運営統括会議」が事業全体の運営
を管理・経済産業省の「希少金属代替材料開発プロジェクト」等、関係施策と強固に連携
し、成果の共有・展開を、柔軟かつ確実に実施

【事業内容】
・事業期間:10年
・支援額:未定(新規)
・材料領域:4材料領域?1拠点
(?磁石材料、?触媒・電池材料、?構造材料、?電子材料
・研究グループ:各材料領域、3グループ
(?電子論グループ、?材料創成グループ、?機能評価グループ

※「プロジェクトリーダー」
3つの研究グループを統括し、分野融合をもたらす計画・体制
を立案し実行するとともに、目標達成に責任を持つ。また、優れた若手研究者を集
める求心力と指導力を有する者。
※「元素戦略運営統括会議」
各学会及び産業界の有識者により構成し、事業全体の運営を管理し、明確な達成目
標に基づく評価及び資源配分を行うなど、
研究活動に強く関与する。